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(アメリカ、カリフォルニア州インディアンウェルズ)
今週開催されているパシフィック・ライフ・オープンに参加しているM・シャラポワ(ロシア)とA・ミスキナ(ロシア)が、揃って4月17日・18日に行われるフェドカップ1回戦の対ベルギー戦を辞退すると発表した。
2004年ウィンブルドン女王のシャラポワは、1回戦が開催されるベルギーのリエージュがクレーコートということもあり、未だクレーでプレーできるだけの準備が出来ないことを辞退の理由に挙げた。「2週間に及ぶ(マイアミでの)大会のあとフェドカップで戦うには、体力面でも不安が残る。」と語るシャラポワだが、これまでもロシアからの出場要請があったにもかかわらず、未だ参加には至っていない。「これは私自身の決断で、他の誰の言動に左右されたものではないわ。ハードコートからいきなりクレーコートに対応できないと思ったから今回の決断となったの。」とコメントしている。
一方、2004年の全仏オープン女王で、同年ロシアがフェドカップを制覇する原動力となったミスキナは、今年のフェドカップ代表を全て辞退すると語った。「(ロシア代表は)少し荷が重いの。今年は自分のためのプレーに集中したいと思っている。これまでは協会から要請があるたびに代表を務めてきたけど、現時点では少し負担大きいの。」とコメントし、これまで取り沙汰されてきたシャラポワの父親との確執には触れなかった。
これを受けて、ロシア代表には、昨年優勝の立役者のE・デメンティエワ(ロシア)と、今季好調のN・ペトロワ(ロシア)が入る予定となっている。
また、ロシアに代わって今年のフェドカップの優勝候補になりそうなのが、世界ランキング1位のK・クレイステルス(ベルギー)と同3位のJ・エナン(ベルギー)=アルデンヌを擁するベルギーで、この2人が代表に名を連ねるのは2003年以来の事。ロシアにとっては、ランキングトップ3の2人が顔を控える1回戦(ベルギー戦)は厳しいものになることが予想され、前年度覇者の1回戦敗退という危機に直面している。
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