テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)、男子シングルス2回戦が行われ、予選勝者で世界ランク157位の坂本怜は第11シードのF・ティアフォー(アメリカ)に3-6, 6-7 (2-7), 5-7のストレートで敗れ2回戦敗退となった。試合後の会見で坂本は「圧倒されました」と語った。
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20歳の坂本は今大会に予選から出場。錦織圭らを破り初の本戦入りを果すと、1回戦では世界ランク96位のA・ブキッチ(オーストラリア)を下し初戦突破を果たすとともに、四大大会で初白星を挙げた。
28歳で世界ランク12位のティアフォーとの顔合わせとなった2回戦、坂本は1度のブレークを許し第1セットを落とすと、第2セットでは相手のサービング・フォー・ザ・セットでブレークバックに成功する粘りをみせるも、タイブレークを落とし2セットダウンとする。
そして第3セット、坂本は第9ゲームでブレークポイントを握ったが、これをティアフォーにスーパーショットと言えるパッシングショットで凌がれると、第12ゲームで試合を決めるブレークを許し力尽きた。
試合後の会見で坂本は、地元のティアフォーを相手に大きなスタジアムで行われたこの日の一戦について語った。
「圧倒されました。ティアフォーの雰囲気と会場の雰囲気に飲まれました」
「俺の方がこいつより強いんだというのが100パー思いきれていなかったところがあって、僕がブレークポイントだった時にとんでもないパッシング決められて『エグいな』って思っちゃいました。普段だったら『エグいな』とかじゃなくて『(相手の)ラッキーやな』とか『次は入らんやろ』とか思うんですけど『エグいな』と思ってしまったので、飲まれていたんじゃないかと思います」
それでも今大会は予選から4試合に勝利し、四大大会で初めて2回戦に進出した坂本は大会全体についても振り返った。
「予選1回戦はマジでガチガチに緊張していて、そこを抜けて、人生で一番いいくらいのサービスゲームをずっとやり続けられていて、今回は自分のテニスができずに雰囲気に飲まれてっていう、めちゃくちゃいい経験になったと思います。自信にもなりました」
「次、相手が地元の選手で大きいスタジアムでやるナイトマッチとかってなった時に、何を気をつければいいかというのが今回わかったので、成長に繋げられる経験をしたんじゃないかなと思います」
勝利したティアフォーは3回戦で第22シードのV・バチェロット(モナコ)と対戦する。バチェロットは2回戦で世界ランク73位のK・マイクシャク(ポーランド)を下しての勝ち上がり。
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