中東脱出を支援、費用は「必要ない」

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男子テニスのフジャイラ・オープン(アラブ首長国連邦/フジャイラ、ハード、ATPチャレンジャー)の中止を受け、プロテニス選手協会(PTPA)は5日に公式SNSを更新。男子プロテニス協会(ATP)が選手のために手配したチャーター便の費用を全額負担することを明らかにしたが、チャーター便を利用しなかった選手にもPTPAは経済的支援を行うと発表した。

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同大会は3日、試合中に警報が鳴り中断。会場近郊の石油施設に無人機の破片が落下し火災が発生したとされ、選手はホテルへ避難。その後、大会の中止が正式決定した。

ATPは当初、現地5日発のチャーター便を案内したものの、費用を1人5,000ユーロ(約91万円)と提示し、自己負担としていた。同大会に出場していた日本人選手らはこのチャーター便を利用せず、個別に帰国手段を手配している。

これに対し、その後PTPAは声明を発表。選手に追加の経済的負担を課すのは不適切と主張し、選手1人あたり最大2,500ユーロ(約45万円)を補助するとし、ATPに残り2,500ユーロの負担を求めていた。

その後、ATPは方針を転換。チャーター便費用の全額負担を承諾した。ただし、チャーター便の目的地であるイタリアからの移動費は自費となっていた。

これを受けPTPAは、チャーター便を利用しなかった選手への経済的支援も実施すると発表した。

【PTPAの発表】

PTPAは、フジャイラを出発する選手のチャーター便の費用をATPが全額負担したことを高く評価します。この決定は、今週初めに選手とPTPAから提起された懸念を受けてのものです。これは正しい結果であり、選手の安全と福祉を最優先するための意義深い一歩です。

また、仲間の選手の渡航費を負担するために協力を申し出てくれたWTA(女子テニス協会)のトップ選手にも感謝の意を表します。他の多くの選手も、今週初めに提起された懸念に賛同し、支援の手を差し伸べてくれました。これは、困難な時期における選手コミュニティの結束の表れです。

ATPが手配するチャーター便を利用できない選手に対して、PTPAは引き続き経済的支援を提供します。私たちは、すべての選手が安全かつ確実に帰国できる方法を確保したいと考えています。

この不確実性が高まる時期に、選手がUAEを離れるために費用が必要ないことを嬉しく思います。非常事態が発生した場合、選手の安全が最優先であり、経済的負担が選手にのしかかるべきではありません。


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(2026年3月5日19時03分)
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