南米大会出ない、“出場給”発言を釈明

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チチパス
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男子テニスで世界ランク43位のS・チチパス(ギリシャ)は2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、一部報道にあった「南米のツアー大会に出場しないのは出場給が充分に支払われないから」というインタビュー記事に関し釈明をつづった。

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27歳のチチパスは2024年シーズンまではアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)には出場していたものの、直近2年間はカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP500)やドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、 ハード、ATP500)に参戦してきた。

また、アビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC以外にも中南米のツアー大会は2月の時期に多く開催されているが、過去2年間は出場せず中東の大会に出場してきた。

さらに、先月25日にはチチパスのインタビュー記事がメディアで公開され大きな話題に。内容は「なぜ南米大会に出場しないのか」というもので、チチパスは出場給で大会を選ぶことが選手の現実であること、経済的な理由で南米ではなく中東、そして欧米の大会を選択すること、中東などは高額な出場契約料があることを語った。

そのうえでチチパスは南米に訪れることは夢であり、プレーしたい気持ちはあることも明かしている。

しかし、この内容のインタビューが大きな話題を呼んだことで、チチパスは自身の発言を釈明する事態となった。

インスタグラムでチチパスは以下のように声明を出している。

「ここ数日、僕がトーナメントのスケジュールや出場料について述べたコメントを巡って多くの議論を目にしました。そこで、率直かつ簡潔に説明したいと思います」

「まず、僕は南米でのプレーを心から楽しんでいます。現地ファンの情熱は特別であり、その地域のトーナメントやテニス文化に対して深い敬意を抱いています。僕のコメントは決して不満ではなく、批判を意図したものでもありません」

「ATPツアーにおいて、選手は賞金以外にキャリアを支える経済的手段が非常に限られています。現実として、出場料が支払われる機会は、多くの場合ATP250やATP500大会に限られているのです」

「そのため、スケジュール決定は時にこうした要素に影響されます。これは僕に限った話ではありません。多くの選手、特にトップレベルで戦う選手たちが従う標準的なモデルなのです」

「僕は単に、自身のスケジュールが時折特定の形になる理由についての質問に答えていただけです。プロテニス界では周知の事実を説明しただけで、特定の国や大会に対する否定的な意思表示ではありません」

「出場する全ての大会を深く尊重しており、今後も世界中の様々な地域でプレーできることを願っています」

出場に関する義務規定があるATPマスターズ1000や四大大会と違い、ATP500やATP250は地域差や賞金額の差、大会前後のスケジュールなど様々の要因が重なるなか、選手は出場大会を選定していく。いわゆる招待選手にはアピアランスフィー(出場契約料)が支払われることが一般的だが、その金額もトップ選手が大会に参加する大きな指標となっている。


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(2026年3月3日8時02分)
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