コートが世界1位と2位に有利と批判

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ズベレフ
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男子テニスのロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は4日、シングルス2回戦が行われ、第3シードのA・ズベレフ(ドイツ)が予選勝者で世界ランク76位のV・ロイエ(フランス)を6-4, 6-4のストレートで下し初戦突破を果たすとともに、2年連続6度目の3回戦進出を決めた。試合後のオンコートインタビューでズベレフは昨今のコートスピードについて批判した。

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28歳で世界ランク3位のズベレフが同大会に出場するのは3年連続7度目。最高成績は2019年の準優勝となっている。

今大会はシード勢が1回戦免除のため、ズベレフは2回戦が初戦となった。

24歳のロイエとの顔合わせとなった2回戦、ズベレフは12本のサービスエースを決め、ファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えずにキープを続けると、リターンゲームでは各セット1度ずつブレークに成功し、1時間38分で3回戦に駒を進めた。

試合後のオンコートインタビューでズベレフはコートのスピードについて問われると、世界ランク1位のC・アルカラス(スペイン)と同2位のJ・シナー(イタリア)に有利になっていると批判した。

「正直、(コートスピードがどのコートも)同じようになってきているのは嫌。トーナメントディレクターがそういう方向に進んでいるのは分かっている。ヤニック(シナー)とカルロス(アルカラス)に全ての大会で良い成績を残してほしいと思っているのは明らかだし、それが彼らの望みなんだ」

「(長い間ツアーにいるけど)僕たちは常に違うサーフェスを使ってきた。好きな大会も苦手な大会も常にある状態だった」

「芝コートとハードコートとクレーコートでは、同じテニスを同じようにプレーすることはできなかった。今はどのサーフェスでもほぼ同じようにプレーできる。僕はこれが好きではない。テニスにはゲームスタイルが必要だと思うし、少しの多様性が必要だ。だけど、今はそれが欠けていると思う」

勝利したズベレフは3回戦で世界ランク54位のA・リンデルクネシュ(フランス)と対戦する。リンデルクネシュは2回戦で第28シードのA・ミケルセン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2025年10月5日9時09分)
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