男子テニスのロレックス・上海マスターズ（中国/上海、ハード、ATP1000）は２日、シングルス１回戦が行われ、予選勝者で世界ランク１８８位の坂本怜は同７１位のＭ・アルナルディ（イタリア）に6-7 (3-7), 4-6のストレートで敗れ初戦敗退となり、ATPマスターズ1000で初白星を飾ることはできなかった。
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１９歳の坂本が同大会に出場するのは予選も含め今回が初。今大会は予選２試合を勝ち抜き予選突破を果たすとともに、ATPマスターズ1000では３月のマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000）以来、２度目の本戦入りを決めた。
２４歳のアルナルディとの顔合わせとなった１回戦の第１セット、坂本は第２ゲームで0-40からキープに成功するが、第４ゲームでは打ち込んだフォアハンドがわずかにアウトとなりブレークを許す。それでも第９ゲームでブレークバックを果たしタイブレークに持ち込むも、これをものにできず先行される。
続く第２セット中盤にはメディカルタイムアウトを取得し治療を行なった坂本。１度ブレークに成功したものの、自身は２度のブレークを許して敗退となり、ATPマスターズ1000で初白星を飾ることはできなかった。
一方、勝利したアルナルディは２回戦で第１８シードのＡ・ダビドビッチ フォキナ（スペイン）と対戦する。今大会はシード勢が１回戦免除のため、ダビドビッチ フォキナは２回戦が初戦となる。
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