男子テニスの木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2025(日本/東京、ハード、ATP500)は30日、ダブルス決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した柚木武/ R・ボパンナ(インド)組は第2シードのH・ニス(モナコ)/ E・ロジェ=ヴァセラン(フランス)組に5-7, 5-7のストレートで敗れ準優勝となった。試合後の会見で柚木は「準優勝で悔しいと今思えるというのは、自分の成長につながる良い悔しさなのかなと思っています」と語った。
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27歳でダブルス世界ランク112位の柚木と、45歳で現在は同61位ながら元世界ランク1位の実力者であるボパンナは今大会、1回戦でC・ルード(ノルウェー)/J・トンプソン(オーストラリア)組、準々決勝で第3シードのM・ゴンザレス(アルゼンチン)/ A・モルテニ(アルゼンチン)組、準決勝で第1シードのC・ハリソン(アメリカ)/ E・キング(アメリカ)組を下し決勝進出を果たした。
ダブルス世界ランク20位で34歳のニスと同18位で41歳のロジェ=ヴァセランのペアとの顔合わせとなった決勝戦、柚木とボパンナは序盤で1度のブレークを果たしたものの、リターンゲームでは14度のブレークポイントを握られ、そのうち3度ブレークを許し1時間32分で力尽きた。
試合後の会見で柚木は決勝戦と今大会を振り返った。
「ファーストセットの序盤にブレークができて、流れも良かったとは思うんですけど、なかなか相手のリターン力の良さというか、浮くボールではなくて、かなり低いネットにスレスレのようなボールだったりとか、セカンドからすごいアグレッシブなリターンとか、そこを僕がしっかり止められる場面がなかなかなく、ボレーの決定力みたいなものが低かったというところがかなり出てしまいました。ファースト、セカンドも同じように5-7, 5-7という結果になってしまって、素直にすごい悔しい試合だったのかなと思います」
「準優勝だったというのは本当に嬉しく思っているし、ある意味こうやって準優勝で悔しいと今思えるというのは、自分の成長につながる良い悔しさなのかなと思っています」
惜しくも準優勝となった柚木だったが、大ベテランのボパンナとのペアでシード勢を破る快進撃をみせ、大会を盛り上げた。
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