テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、予選勝者で世界ランク121位のL・ティエン(アメリカ)は同55位のL・ソネゴ(イタリア)に3-6, 2-6, 6-3, 1-6で敗れ、自身初のベスト8進出とはならなかった。
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19歳のティエンは昨年の20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)の準優勝者で、アメリカ期待の若手選手。
今大会は予選3試合を勝ち抜き全豪オープンで初の本戦入りを果たすと、1回戦で世界ランク94位のC・カラベリ(アルゼンチン)を下し四大大会本戦で初白星。さらに2回戦では第5シードのD・メドベージェフを死闘の末にフルセットで破る大金星を挙げ、3回戦では同69位のC・ムーテ(フランス)をストレートで下し、四大大会で初の4回戦進出を果たした。
一方、29歳のソネゴも同大会の4回戦を戦うのは今回が初めて。今大会は1回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク156位のS・ワウリンカ(スイス)、2回戦で同112位のJ・フォンセカ(ブラジル)、3回戦で同59位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
両者初の準々決勝進出をかけた4回戦、第1、第2セットでティエンは、計10本のサービスエースを決めサービス時に高いポイント獲得率を維持するソネゴのサービスゲームを1度も破れず、自身は3度のブレークを許して2セットダウンに追い込まれる。
それでも第3セットでティエンは第2ゲームでブレークに成功すると、3度あったブレークバックのピンチを切り抜けてこのセットを取り返す。
続く第4セット、ティエンはサービス時のポイント獲得率が第3セットを大幅に下回り2度のブレークを許す。なんとかブレークを返したいティエンだったが、ファーストサービス時に100パーセントの確率でポイントを獲得するソネゴの隙のないサービスゲームに1度もブレークポイントを握れず、2時間25分で力尽きた。
ティエンは敗れはしたものの、今大会での活躍は観客や選手たちに大きなインパクトを与え、今後の活躍に期待が高まる結果となった。
勝利したソネゴは準々決勝で第21シードのB・シェルトン(アメリカ)と世界ランク41位のG・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。
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