テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス4回戦が行われ、第1シードのJ・シナー(イタリア)が第13シードのH・ルーネ(デンマーク)を6-3, 3-6, 6-3, 6-2で下し、2年連続3度目のベスト8進出を果たした。また第4セットの途中ではシナーの放ったサービスがネットにかかり、センターベルトを止めるピンが折れ試合が中断するという珍しい場面があった。
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23歳で世界ランク1位のシナーは今大会、1回戦で同36位のN・ジャリー(チリ)、2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した同173位のT・スクールケイト(オーストラリア)、3回戦で同46位のM・ギロン(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。
一方、21歳で世界ランク13位のルーネは1回戦で同49位のジャン・ジジェン(中国)、2回戦で同34位のM・ベレッティーニ(イタリア)、3回戦で同51位のM・キツマノビッチ(セルビア)を下しての勝ち上がり。
両者は過去4度対戦しており、戦績は2勝2敗。直近の対戦は昨年4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)準々決勝で、このときはシナーがフルセットで勝利している。
注目を集めたこの試合の第1セット、第2ゲームでいきなりラブゲームでのブレークに成功したシナーがリードを守りきり先行。
続く第2セットの第5ゲームでシナーは2度のブレークポイントを握るもこれを活かせず。さらにこのセットの中盤から腰を気にするような素振りや、時折苦しそうな表情を見せたシナーは、第8ゲームでダブルフォルトを犯しブレークを許してこのセットを取り返される。
第3セット、第3ゲームでシナーは3度のブレークポイントを握られるも、スーパープレーでこれをセーブ。しかし第5ゲーム終了後にシナーは再び苦しそうな表情を見せ、メディカルタイムアウトを要請し処置のため1度コートを離れる。それでも再開後シナーは第8ゲームでブレークに成功。すると今度はルーネが右足の治療のためメディカルタイムアウトを取得し試合が中断するも、再開後のサービング・フォー・ザ・セットをラブゲームでものにしたシナーがセットカウント2-1とする。
第4セットの第2ゲームではシナーの放ったサービスがネットにかかり、センターベルトを止めるピンが折れ試合が中断するというハプニングが発生。それでも再開後に2度のブレークに成功したシナーがリードを守りきり勝利を収めた。
勝利したシナーは準々決勝で、第8シードのA・デ ミノー(オーストラリア)と世界ランク42位のA・ミケルセン(アメリカ)の勝者と対戦する。
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