テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は18日、男子シングルス3回戦が行われ、予選勝者で世界ランク121位のL・ティエン(アメリカ)が同69位のC・ムーテ(フランス)を7-6 (12-10), 6-3, 6-3のストレートで下し、初の四大大会ベスト16入りを果たすとともに、元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)以来となる若さで全豪オープン4回戦進出を果たした。
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19歳のティエンは昨年の20歳以下最終戦Next Gen ATPファイナルズ(サウジアラビア/ジッダ、ハード)の準優勝者で、アメリカ期待の若手選手。
今大会は予選3試合を勝ち抜き全豪オープンで初の本戦入りを果たすと、1回戦で世界ランク94位のC・カラベリ(アルゼンチン)を下し四大大会本戦で初白星を挙げた。さらに2回戦では第5シードのD・メドベージェフを死闘の末にフルセットで破る大金星を挙げ、四大大会で初の3回戦進出を果たした。
一方、25歳のムーテも同大会で3回戦を戦うのは今回が初めて。
初の顔合わせとなった3回戦の第1セット、両者2度ずつブレークに成功しタイブレークに突入。ティエンは3ポイント連取されるもそこから巻き返しセットポイントを迎えたがこれを取りきれず。1度はセットポイントを握られたティエンだったが、これを凌ぐと5度目のセットポイントをものにし先行する。
続く第2、第3セットではともにサービス時のポイント獲得率でムーテを上回り、各セット2度ずつブレークに成功。最後まで流れを渡さず2時間49分で勝利を収め、四大大会で初となる4回戦へ駒を進めた。
この勝利によりティエンは全豪オープンで2005年に18歳で4回戦に進出したナダル以来の若さでベスト16入りを果たした。
試合後、ティエンは「とても素晴らしい気分だ」と心境を明かした。
「今週の目標を大きく超える結果になった。どの試合も勝つつもりで臨むけど、2週目に進めたことは本当に驚いているよ。ナダルと自分を比べるのはまだ早いと思うが、それでも本当にクールなことだ」
なお勝利したティエンは4回戦で世界ランク55位のL・ソネゴ(イタリア)と対戦する。ソネゴは3回戦で同59位のF・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
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