女子テニスの東レ パン パシフィック オープンテニストーナメント 2025(日本/東京、ハード、WTA500)は25日、シングルス準決勝が行われ、第5シードのB・ベンチッチ(スイス)が第10シードのS・ケニン(アメリカ)を7-6 (7-5), 3-6, 6-2のフルセットの激闘の末に下し、10年ぶり2度目の決勝進出を果たすとともに、大会初制覇に王手をかけた。試合後の会見でベンチッチは10年前の決勝について言及するとともに、今大会の決勝へ意気込みを語った。
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28歳で世界ランク13位のベンチッチが同大会に出場するのは7年ぶり6度目。最高成績は2015年の準優勝となっている。
今大会は初戦の2回戦で予選勝者で世界ランク82位のV・グラチェワ(フランス)、準々決勝で第8シードのK・ムチョバ(チェコ)を下し4強入りした。
26歳で世界ランク25位のケニンとの顔合わせとなった準決勝、タイブレークの末に第1セットを獲得したベンチッチだったが、第2セットでは2度のブレークを許し1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、ベンチッチは第4ゲームでブレークポイントを握ると、最後はリターンエースを決め先にブレークに成功。さらに第8ゲームでもブレークを奪ったベンチッチが、同大会で実に10年ぶりとなる決勝進出を果たした。
試合後の会見でベンチッチは準決勝を振り返った。
「決勝に進出できて本当に嬉しい。日本でプレーするのが大好きで、10年ぶりに決勝に進出できて最高。本当に楽しみ。明日に向けて残りの全てを出し切り、ベストを尽くしたいと思う」
当時世界ランク15位として臨んだ10年前の決勝で同13位のA・ラドワンスカ(ポーランド)に2-6, 2-6のストレート敗れたベンチッチは、当時を振り返るとともに、決勝に向け意気込みを語った。
「(10年前の)決勝のことは覚えている。ラドワンスカを相手にほとんどチャンスがなかった。それでも私にとって大きな成果だった」
「(今回は)その時のリベンジというつもりはない。ただベストを尽くし、持てる全てを出し切るだけ。今シーズンはあと2大会なので、全力を尽くす」
勝利したベンチッチは決勝で第6シードのL・ノスコバ(チェコ)と対戦する。ノスコバは第2シードのE・ルバキナ(カザフスタン)の試合前棄権により決勝に駒を進めた。
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