男子テニスのロレックス・パリ・マスターズ(フランス/パリ、室内ハード、ATP1000)は日本時間28日(現地27日)、シングルス1回戦が行われ、世界ランク38位のG・ディミトロフ(ブルガリア)が同56位のG・ペリカー(フランス)を7-6 (7-5), 6-1のストレートで下し4年連続13度目の初戦突破を果たすとともに、約3ヵ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。
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34歳のディミトロフが同大会に出場するのは4年連続13度目。2023年には準優勝を飾っている。
ディミトロフは7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)4回戦のJ・シナー(イタリア)戦で胸筋を負傷し、棄権を余儀なくされてからツアーを離脱していた。
そのディミトロフは今大会で約3ヵ月ぶりにツアーに復帰。この日行われた1回戦で22歳のペリカーと対戦した。
第1セットは、両者ブレークポイントを凌ぎながら突入したタイブレークを制したディミトロフが先行する。
続く第2セットでディミトロフは、次世代のビッグサーバーとして期待されているペリカーから3度のブレークを果たし1時間35分で勝利。約3ヵ月ぶりの復帰戦を白星で飾った。
男子プロテニス協会のATPはディミトロフのコメントを掲載している。
「こういうことは初めてだったので、まだ離れていた時間をどう受け止めていいのか整理できていない。決して簡単ではなかった。試合に戻るのは本当に難しい挑戦だと分かっていた。ただ、自分を試してチャンスを与えたかったんだ。今夜勝っても負けても、全力を出し切ったという気持ちは変わらなかったと思う。もちろん、彼(ペリカー)のような選手と対戦するのは簡単ではなく、常に集中していなければならない。経験がどれだけあっても、長く離れていた後は必ずプレッシャーがかかる。でも、今日はいい夜になったよ。今は1日1日を大切に過ごしているんだ」
なお、ディミトロフは2回戦で第11シードのD・メドベージェフと世界ランク36位のJ・ムナル(スペイン)の勝者と対戦する。
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