アメリカ 2年ぶり国別対抗戦V

テニスの国別対抗戦ユナイテッドカップ（オーストラリア/パース、シドニー、ハード）は５日、決勝が行われ、アメリカがポーランドを２勝０敗で下し、２年ぶり２度目の優勝を飾った。

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ユナイテッドカップは男女混合で行われる国別対抗戦。１８ヵ国が３チームずつ６グループに分かれてラウンドロビン（総当たり戦）で対戦する。対戦方式は男女シングルス各１試合と混合ダブルス１試合の計３試合で争われ、各グループで１位となった６ヵ国と、２位となったチームのうち各都市で成績上位となった２ヵ国の合わせて８ヵ国が準々決勝に進出する。

２０２３年の第１回大会の王者であるアメリカは今大会、グループAでカナダとクロアチアを下し８強入り。そして準々決勝では中国、準決勝ではチェコを破り決勝に駒を進めた。

ポーランドとの顔合わせとなった決勝戦、第１試合の女子シングルスでは世界ランク３位のＣ・ガウフ（アメリカ）が同２位のＩ・シフィオンテク（ポーランド）を6-4, 6-4のストレートで破り、アメリカが優勝に王手をかける。

続く第２試合の男子シングルスでは、世界ランク４位のＴ・フリッツ（アメリカ）が同１６位のＨ・フルカチュ（ポーランド）を6-4, 5-7, 7-6 (7-4)のフルセットの熱戦の末に下し、アメリカが２年ぶりにタイトルを奪還した。

大会公式サイトにはアメリカを勝利に導いたガウフとフリッツのコメントが掲載されている。

ガウフ「団体戦で優勝できて嬉しい。これは私が優勝した唯一の団体戦なので、とても興奮しているわ」

フリッツ「素晴らしい。団体戦で優勝すると、優勝後に一緒に祝う仲間がいるからより楽しいんだ」

一方、敗れたポーランドは２年連続の準優勝となり、初優勝とはならなかった。

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