女子テニスのワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125)は4日、シングルス決勝が行われ、第7シードの伊藤あおいが世界ランク134位のウェイ・スジャ(中国)を6-4, 6-3のストレートで下し、WTA125の大会で初優勝を飾った。
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20歳で世界ランク126位の伊藤は2024年シーズン、スライスを駆使したフォアハンドや鋭いバックハンドに加え、ロブやネットプレーも織り交ぜた独特のプレースタイルで躍進した。
2025年シーズンの開幕戦となった今大会には第7シードとして出場すると、1回戦で世界ランク138位のM・ティモフェーワ、2回戦で同143位のA・サスノビッチ、準々決勝で同250位のN・ストヤノビッチ(セルビア)、準決勝で第1シードのN・パリサス ディアス(スペイン)を下し決勝に駒を進めた。
21歳のウェイとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、伊藤は第1ゲームでいきなりブレークを奪うと、サービスゲームではファーストサービス時に81パーセントの確率でポイントを獲得し相手に1度もブレークポイントを与えずキープを続け先行する。
続く第2セット、伊藤は第3ゲームで先にブレークに成功。伊藤はこのセットでも安定したサービスゲームを展開し、ウェイに1度もブレークを与えず勝利を決めた。伊藤は1回戦から全試合ストレート勝ちの完全優勝を果たし、WTA125の大会で初めてタイトルを獲得した。
伊藤は今後、6日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)の予選で四大大会に初めて出場する。この優勝を弾みに、全豪オープンで本戦入りを目指す。
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