男子テニスのバンコク・オープン1(タイ/ノンタブリー、ハード、ATPチャレンジャー)は2日、予選勝者で世界ランク413位の坂本怜と同230位のG・マジェル(イタリア)のシングルス準々決勝が行われたが、坂本から第1セット4-1の場面でマジェルが途中棄権。坂本は思わぬ形でベスト4入りを決めた。
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両者は初の顔合わせ。
18歳の坂本は、昨年11月に行われた四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)で、チャレンジャー大会では初のタイトルを獲得。日本人選手としては錦織圭に次ぐ史上2番目に若いチャレンジャー大会の優勝者となった。これにより坂本は大きく世界ランキングを上げ、昨シーズンを終えた。
坂本は今大会、予選から出場し2試合に勝利。本戦1回戦では世界ランク342位のM・シャリポフを7-6 (7-3), 2-6, 6-4のフルセットで、2回戦では第5シードのC・チデク(フランス)を6-3, 6-0のストレートで下しての勝ち上がり。
この試合の勝者は準決勝で、第2シードのG・バレール(フランス)と世界ランク223位のK・スルタノフ(ウズベキスタン)の勝者と対戦する。
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