女子テニスのワークデイ キャンベラ国際(オーストラリア/キャンベラ、ハード、WTA125)は2日、シングルス準々決勝が行われ、第7シードの伊藤あおいが世界ランク250位のN・ストヤノビッチ(セルビア)を6-2, 7-6 (8-6)のストレートで下し、今季開幕戦でベスト4進出を果たした。
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20歳で世界ランク126位の伊藤は2024年シーズン、スライスを駆使したフォアハンドや鋭いバックハンドに加え、ロブやネットプレーも織り交ぜた独特のプレースタイルで躍進した。
2025年シーズンの開幕戦となった今大会に第7シードとして出場すると、1回戦で世界ランク138位のM・ティモフェーワ、2回戦で同143位のA・サスノビッチを下し準々決勝に駒を進めた。
28歳のストヤノビッチとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、伊藤はファーストサービス時に61パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは3度のブレークを果たし先行する。
続く第2セット、両者2度ずつブレークを奪い合い迎えた第9ゲームで伊藤は3度目のブレークを許し、第10ゲームで相手のサービング・フォー・ザ・セットを迎える。このゲームで伊藤は3度のセットポイントを相手に握られるも、これをしのぎブレークバックに成功。伊藤はそのまま突入したタイブレークを制し、1時間35分で4強入りを決めた。
好調を維持している伊藤は準決勝で、第1シードのN・パリサス ディアス(スペイン)と対戦する。パリサス ディアスは準々決勝で予選勝者で世界ランク176位のO・セレクメトバを下しての勝ち上がり。
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