ジョコ/キリオス組 惜敗も会場沸く

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(左から)ジョコビッチ 、キリオス
画像提供:ゲッティイメージズ

男子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)は1日、ダブルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場したN・ジョコビッチ(セルビア)/ N・キリオス(オーストラリア)組は第1シードのN・メクティッチ(クロアチア)/ M・ヴィーナス(ニュージーランド)組に2-6, 6-3, [8-10]のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。

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シングルスで世界ランク7位のジョコビッチと元世界ランク13位のキリオスは、初のタッグを組んだ1回戦でA・エルラー(オーストリア)/ A・ミース(ドイツ)組を6-4, 6-7 (4-7), [10-8]のフルセットで下し初戦突破を果たした。

一方、今大会はシード勢が1回戦免除のため、第1シードのメクティッチ/ ヴィーナス組はこの試合が初戦となった。

1回戦と同様多くの観客が集まったこの試合の第1セット、ジョコビッチ/キリオス組は鋭いストロークをボレーヤーに打ち込んでいくも、普段ダブルスを主戦場とするメクティッチ/ ヴィーナス組の安定したプレーに2度のブレークを許しこのセットを落とす。

しかし第2セットではジョコビッチ/キリオス組がブレークに成功し、1セットオールに追いつく。

そして10ポイントマッチのタイブレークで争われるファイナルセットに突入。ジョコビッチ/キリオス組は8−6と勝利まであと2ポイントに迫るも、そこから4ポイント連取され、惜しくも勝利とはならなかった。

ジョコビッチとキリオスは敗れたものの、試合中随所で観客を魅了するプレーを披露。特にキリオスは試合序盤で31本の白熱したラリーの中で2度の股抜きショットを繰り出し、これには対戦相手も思わず笑みをこぼした。

男子プロテニス協会のATP公式サイトには対戦したメクティッチのコメントが掲載されている。

「今年をスタートさせるにあたって、彼ら(ジョコビッチとキリオス)と対戦できることを知ったときは、とても嬉しかった。完璧な初日だったよ」

なおジョコビッチは同大会のシングルスに第1シードとして出場しており、2回戦で世界ランク55位のG・モンフィス(フランス)と対戦する。

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