男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、ハード、ATP250)は5日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク133位のR・ガスケ(フランス)は第8シードのA・ミケルセン(アメリカ)に7-6 (7-4), 6-7 (3-7), 6-7 (8-10)のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
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来年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を最後に引退を表明している38歳のガスケがモゼール・オープンに出場するのは今回が最後。前日の1回戦では世界ランク100位のT・モンテイロ(ブラジル)を逆転で下し初戦突破を果たしていた。
2回戦、ガスケは第1セットをタイブレークの末にものにしたが、第2セット以降は20歳のミケルセンの放つサービスに苦慮し計8本のサービスエースを決められるなどブレークを1度も奪えず。ファイナルセットのタイブレークでは先に2度マッチポイントを握るもこれを決め切れず、2時間44分の死闘の末に力尽きた。
勝利したミケルセンは準々決勝で世界ランク72位のブー・ユンチャオケテ(中国)と予選勝者で同109位のJ・デ ヨング(オランダ)のどちらかと対戦する。
同日には第1シードのA・ルブレフや世界ランク66位のC・ムーテ(フランス)らが8強へと駒を進めた。
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