パリパラリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の車いすテニスは日本時間8日(現地7日)、男子シングルス決勝が行われ、第2シードの小田凱人が第1シードのA・ヒューエット(イギリス)を6-2, 4-6, 7-5のフルセットで破り、同種目史上最年少で金メダルを獲得した。なお、日本勢が同種目で金メダルを獲得するのは国枝慎吾に続き史上2人目の偉業となった。
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両者は過去15度顔を合わせており、対戦成績はヒューエットから8勝7敗。直近の対戦は今年6月のフレンチ リビエラ オープン(フランス/ビオット、レッドクレー、ITFスーパーシリーズ)決勝で、この時は小田が7-5, 6-3で勝利した。
世界ランク2位で18歳の小田はパラリンピック初出場。18歳にしてすでに四大大会で4勝を挙げており、昨年には史上最年少での世界ランク1位を記録した。パリパラリンピックと同会場で行われている全仏オープンでは昨年と今年で2連覇を達成しており、今大会の金メダルの有力候補とされている。
今大会では初戦の2回戦で世界ランク26位のB・バートラム(イギリス)、3回戦で同19位のD・ロドリゲス(ブラジル)、準々決勝で第6シードのT・エフべリンク(オランダ)、準決勝で第4シードのG・フェルナンデス(アルゼンチン)を下し決勝に駒を進めた。
一方、26歳で世界ランク1位のヒューエットは準決勝で第3シードのM・デ ラ プエンテ(スペイン)を下しての勝ち上がり。
世界ランク1位と2位による頂上決戦となった今大会の決勝に注目が集まる。
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