18年ぶり アメリカ勢が全米決勝へ

ゲッティイメージズ
(左から)フリッツとティアフォー
画像提供:ゲッティイメージズ

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は日本時間4日(現地3日)に男子シングルス準々決勝が行われ、第12シードのT・フリッツ(アメリカ)と第20シードのF・ティアフォー(アメリカ)がベスト4入りし準決勝を戦うことになった。そのため、どちらが勝ってもアメリカ勢の決勝進出が決定。アメリカ人男子が全米オープン決勝の舞台に立つのは2006年のA・ロディック(アメリカ)以来 18年ぶりになる。

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フリッツは今大会、M・ベレッティーニ(イタリア)や第8シードのC・ルード(ノルウェー)らを下し8強入り。現地3日に行われた準々決勝では第4シードのA・ズベレフ(ドイツ)を7-6 (7-2), 3-6, 6-4, 7-6 (7-3)で下し四大大会初のベスト4進出を果たした。

フリッツと準決勝で顔を合わせるのはティアフォー。ティアフォーは2022年にベスト4、昨年はベスト8入りを果たしている26歳で世界ランク20位。今大会はB・シェルトン(アメリカ)A・コバチェビッチ(アメリカ)らを下し4回戦に進出すると、昨年王者のN・ジョコビッチ(セルビア)を3回戦で破った第28シードのA・ポピリン(オーストラリア)を下して8強入り。3日の準々決勝では第9シードのG・ディミトロフ(ブルガリア)と激突。6-3, 6-7 (5-7), 6-3, 4-1の時点でディミトロフが左足の負傷のため棄権し4強入りした。

現地5日に行われる準決勝ではフリッツとティアフォーのアメリカ勢対決が実現。勝利したどちらかは四大大会初の決勝へと駒を進めることとなる。アメリカ勢男子が全米オープン決勝に進めるのは2006年のロディック以来18年ぶり。当時、ロディックは決勝でR・フェデラー(スイス)に屈し準優勝に終わった。

仮にフリッツかティアフォーのどちらかが優勝を飾れば、2003年のロディック以来21年ぶりのアメリカ人男子の全米オープン制覇となる。

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