聖火リレーにナダルら3名のテニス選手

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ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

パリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)は日本時間27日(現地26日)に開会式が行われ、聖火リレーには男子テニスで元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)らが登場した。

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雨が降りしきる中、様々なパフォーマンスやセーヌ川で行われた各国の選手入場により大きな盛り上がりをみせた開会式。

最後には聖火リレーが行われ、多くのアスリートが登場。最初に登場した元サッカ―選手のジネディーヌ・ジダン(フランス)から聖火を受取ったのは男子テニスで元世界ランク1位のナダルだった。

38歳で今季での引退も示唆しているナダルは、今回のオリンピックと同じ会場で行われる全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で史上最多となる14度の優勝を記録。

オリンピックでは2008年の北京オリンピック(中国/北京、ハード)シングルスで金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)ではM・ロペス(スペイン)とのペアでダブルスでも金メダルを獲得している。

そのナダルは聖火を持ちボートに乗ると、今度はボート上で女子テニスで元世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)に聖火がリレーされた。ウィリアムズは四大大会で単複通算39勝。オリンピックではシングルスで1つ、ダブルスで3つの金メダルを獲得した。

ボート上ではそのほか元陸上選手のカール・ルイス(アメリカ)や、元体操選手のナディア・コマネチ(ルーマニア)にも聖火が渡った。

ボートを降りた聖火は、フランス人として初めて世界ランク1位となり、四大大会では2勝、2004年のアテネオリンピック(ギリシャ/アテネ、ハード)ではシングルスで銀メダルを獲得した女子テニスのA・モレスモ(フランス)が引き継いだ。

その後、フランスのレジェンド選手らが次々に聖火をリレーすると、最後は柔道のテディ・リネール(フランス)と陸上のマリー・ジョゼ・ペレク(フランス)が聖火台に火を灯し、気球状の聖火台が空に飛び立ちフィナーレとなった。


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(2024年7月27日7時57分)
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