メド5大会連続決勝「余裕ある」

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ダニール・メドベージェフ
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男子テニスのマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)は31日、シングルス準決勝が行われ、第4シードのD・メドベージェフが第14シードのK・ハチャノフを7-6 (7-5), 3-6, 6-3のフルセットで破り、大会初の決勝進出を果たした。試合後には「多少の余裕はあるよ」と明かしている。

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世界ランク5位のメドベージェフは先月のABNアムロ世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、室内ハード、ATP500)、カタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、 ハード、ATP250)、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)と3週連続でツアーを制覇。前週のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では決勝でC・アルカラス(スペイン)に屈したものの、好調を維持している。

マイアミ・オープンではこれまで2021年と2022年に記録したベスト8が最高成績となっていたが、今大会ではシードのため初戦となった2回戦で世界ランク84位のR・カルバレス バエナ(スペイン)を下し初戦突破。3回戦では対戦予定だった同56位のA・モルカン(スロバキア)が棄権すると、続く4回戦で同79位のQ・アリス(フランス)、準々決勝で予選勝者で同119位のC・ユーバンクス(アメリカ)を下し初の4強入りを決めた。

この日、メドベージェフはファーストサービスが入ったときに75パーセントの確率でポイントを獲得。第1セットをタイブレークの末に制したものの第2セットでは第1ゲームから3ゲームを連取され1セットオールとされる。それでもファイナルセット、第4ゲームでブレークに成功し、2時間17分で勝利した。

男子プロテニス協会のATPは公式サイトに5大会連続の決勝進出を決めたメドベージェフのコメントを掲載し「2019年は6連続で決勝に進出していたと思うので、多少の余裕はあるよ。この後がクレーシーズンなのは残念だけど挑戦するつもり。ここまでの結果には本当に満足しているけど、まだ終わってはいない。日曜日には決勝があるので、ベストの状態で勝ちにいかなければならない」と語った。

「自分を信じなければならない。自分にはビッグタイトルを獲得する力がある。いいプレーができるし、誰にでも勝てるということも分かっている。カルロス(アルカラス)は今、絶好調だけど100試合連続で勝つことはできない。今日(勝つの)はシナーかもしれないし、日曜日は僕かもしれないし、次の大会は他の人かもしれない。自分を信じなければならないね。ベストを尽くさないと。僕は彼らの試合を楽しみ、勝者に備えようと思っている」

勝利したメドベージェフは今季4度目の優勝を目指し、決勝で第1シードのアルカラスと第10シードのJ・シナー(イタリア)の勝者と対戦する。




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(2023年4月1日10時39分)
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