2度のWB女王 前哨戦で8強

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8強入りを決めたクヴィトバ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのロスシー・インターナショナル(イギリス/イーストボーン、芝、WTA250)は22日、シングルス3回戦が行われ、第14シードのP・クヴィトバ(チェコ)が世界ランク127位のB・ボールター(イギリス)を5-7, 6-0, 7-5の逆転で破り、2014年以来3度目のベスト8進出を果たした。

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過去にウィンブルドンを2度(2011年、2014年)制したクヴィトバは、今大会の初戦で世界ランク93位のD・ヴェキッチ(クロアチア)をストレートで下しての勝ち上がり。

この日はボールター相手に第2ゲームで最初のブレークを奪い序盤から3ゲームを連取するも、2度のブレークを許し第1セットを落とす。

続く第2セット、先行されたクヴィトバだったが、3つのブレークを奪いベーグルで挽回する。1セットオールとすると、ファイナルセットでは第12ゲームにこの日5つ目のブレークに成功し約2時間30分の一戦を逆転で制した。

女子テニス協会(WTA)は試合後、クヴィトバのコメントを公式サイトに掲載。次のように試合を振り返った。

「とても良いスタートが切れたけど、第1セットはうまくいかなかったわ。タフな試合だったし、長かった。まるで芝ではなく、クレーコートでプレーしているようだった。第2セットからは好調で、サーブがとても安定していた。それが今日の鍵だった」

3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)以来となるツアー8強入りを果たしたクヴィトバは、準々決勝で世界ランク103位のH・ダート(イギリス)と対戦する。

なお同大会では、第8シードのJ・オスタペンコ(ラトビア)、第12シードのC・ジョルジ(イタリア)、第15シードのB・ハダッド=マイア(ブラジル)、世界ランク36位のA・カリーニナ(ウクライナ)、同114位のL・ツレンコ(ウクライナ)、同128位のV・トモワ(ブルガリア)らが8強へ駒を進めた。

一方、今大会第1シードのP・バドサ(スペイン)、第3シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第4シードのKa・プリスコバ(チェコ)、第5シードのG・ムグルサ(スペイン)、第7シードのB・クレチコバ(チェコ)らは敗退している。




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(2022年6月23日19時07分)
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