途中棄権デルポ「けがが心配」

男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は17日、シングルス3回戦が行われ、第5シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)は第9シードのD・ゴファン(ベルギー)と対戦したが、2-6, 5-4の時点で途中棄権し、2年連続のベスト8進出とはならなかった。

>>錦織vsジョコビッチ 1ポイント速報<<

>>ナダルvsフォニーニ 1ポイント速報<<

>>錦織らローマ対戦表<<

この試合の第1セット、ファーストサービスが入った時に84パーセントの高い確率でポイントを獲得したゴファンに先行を許したデル=ポトロだったが、第2セットでは2度のブレークに成功。ゲームカウント5-4とリードをしていたが、途中棄権した。

試合後、男子プロテニス協会のATPの公式サイトには、デル=ポトロのコメントが掲載された。

「けがが心配だったから、第2セット終盤で棄権することを決めた。ドクターに診てもらい、どんな診断が下されるかみてみたい。全ての検査を受けて、先々を考えて正しい選択をしようと思っている。」

近年、手首のけがでツアーから離脱していたデル=ポトロは2016年に復帰。同年のリオデジャネイロ・オリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)で銀メダルを獲得すると、国別対抗戦デビスカップ決勝(クロアチア/ザグレブ、ハード)ではシングルス2勝をあげてアルゼンチンの初優勝に貢献した。

2017年はイントゥルム・ストックホルム・オープン(ストックホルム/スウェーデン、 ハード、ATP250)で2連覇。今年はアビエルト・ メキシコ・テルセル(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で優勝、3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、 ハード、ATP1000)では決勝でR・フェデラー(スイス)を破り「ATPマスターズ1000」初タイトルを獲得した。

一方、思わぬ形で勝利したゴファンは自身初のBNLイタリア国際準決勝進出をかけて、第2シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。昨年の同大会優勝者であるズベレフは3回戦で、K・エドモンド(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。

5月13日開幕の男子テニス BNLイタリア国際をWOWOWメンバーズオンデマンドにて全日程無料配信中。

【放送予定】
2018年5月13日(日)~5月20日(日)
■詳細・配信スケジュールはこちら>






■関連ニュース

・錦織 快勝で2年ぶり8強
・大坂 なおみ、わずか59分で完敗
・錦織破ったジョコ 凡ミスで騒然

■おすすめコンテンツ

・錦織掲示板
・選手フォトギャラリー
・世界ランキング
・スコア速報

(2018年5月18日22時23分)
その他のニュース
もっと見る(+5件)