大坂撃破「彼女は素晴らしかった」

ゲッティイメージズ
(左から)大坂とサムソノヴァ
画像提供:ゲッティイメージズ

女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は25日、シングルス2回戦が行われ、第15シードのL・サムソノヴァが世界ランク197位の大坂なおみを6-2,4-6, 7-5のフルセットで破り、3回戦進出を果たした。試合後にサムソノヴァは「大坂のプレーは素晴らしかった」と振り返った。

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シード勢は1回戦免除のため、この試合が初戦となったサムソノヴァ。一方の大坂は1回戦で世界ランク69位のG・ミネン(ベルギー)をストレートで下して2回戦へ駒を進めていた。

この試合、サムソノヴァは序盤4ゲームを連取するなど圧倒しリードすると、大坂にブレークバックを許すことなく第1セットを先取した。

第2セットもゲームカウント4-2とし勝利まであと2ゲームまで迫ったサムソノヴァだったが、そこから2度のブレークを奪われ、逆転で第2セットを落とした。

ファイナルセット、互いにブレークを取り合う展開となるなか、第11ゲームで6-5とするブレークに成功したサムソノヴァが、第12ゲームのサービング・フォー・ザ・マッチを取り切り、2時間22分の熱戦をものにした。

女子テニス協会のWTA公式サイトにはサムソノヴァのコメントが掲載されている。

「信じられないくらいうれしい。この試合に勝てたなんて信じられない。6-2、4-2とリードしていたのに追いつかれてしまった。もちろん、大坂のプレーは素晴らしかった」

「今日に関しては私の方が高いレベルでプレーできていたと思うわ。私は彼女を動かそうとしていた。もちろん、彼女は常にチャンピオンだからね。簡単なことではなかったけど」

サムソノヴァは3回戦で第18シードのM・キーズ(アメリカ)と対戦する。キーズは2回戦で世界ランク128位のI・C・ベグ(ルーマニア)を7-6 (7-3), 7-6 (8-6)で下しての勝ち上がり。

同日には第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)や第3シードのC・ガウフ(アメリカ)、第5シードのM・サッカリ(ギリシャ)、第8シードのO・ジャバー(チュニジア)らが3回戦進出を決めている。


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(2024年4月26日8時28分)
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