西岡良仁 激闘の末敗れ8強ならず

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8強入り逃した西岡良仁
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男子テニスのサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)は2日、シングルス2回戦が行われ、世界ランク78位の西岡良仁は第7シードのN・ボルジェス(ポルトガル)に3-6, 7-6 (7-3), 3-6のフルセットで敗れ、ベスト8進出とはならなかった。

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28歳の西岡は現在行われているムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)に出場するも1回戦でF・オジェ アリアシム(カナダ)に逆転で敗れ初戦敗退。2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以降、ツアー大会本戦での白星から遠ざかっている。

それでも今季初のチャレンジャーとなった今大会では世界ランク106位のJP・ヴァリジャス(ペルー)をストレートで破り、初戦を突破した。

そして2回戦の第1セット、第1ゲームで西岡が40-0としたところで雨天により一時中断。約40分して再開するとこのゲームをキープし第2ゲームで先にブレークに成功。しかし、第3ゲームでブレークバックを許すと第5ゲームで2度目のブレークを奪われリードされる。

その後、第8ゲームでは4度ブレークバックのチャンスを掴むも活かせず、直後の第9ゲームで3度目のブレークを許し先行される。第1セット終了後、ベンチに戻った西岡は苛立ちを抑えきれず、ラケットを叩きつけて破壊した。

続く第2セット、第1ゲームでブレークに成功した西岡は直後の第2ゲームでブレークバックを許す。その後、互いにサービスキープを続け迎えた第11ゲームで2度目のブレークを奪うもサービング・フォー・ザ・セットとなった第12ゲームをキープできずタイブレークに突入。それでも開始から4ポイントを連取した西岡が3度目のセットポイントをものにし1セットオールに追いつく。

そしてファイナルセット、第2ゲームでブレークに成功した西岡だが直後の第3ゲームでブレークバックを許すと4ゲームを連取されリードされる。第6ゲームでブレークバックのチャンスを3度掴むも活かせず終盤となる第9ゲームで3度目のブレークを奪われた西岡は2時間33分の激闘の末に力尽きた。

勝利したボルジェスは準々決勝で第2シードのL・ムセッティ(イタリア)と対戦する。ムセッティは2回戦、予選勝者で世界ランク179位のJ・セルンドロ(アルゼンチン)を7-6 (7-4), 7-6 (7-4)のストレートで下しての勝ち上がり。


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(2024年5月3日1時37分)
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