フォアハンド編 | ||
Vol.5 自分だけの武器を作ろう! フォアハンド編 |
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フォアのトップスピンが安定している だけど今は、粘り中心という人は……ハードヒッターを目指そう① |
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ここからは、人それぞれの個性や長所によってお勧めする武器とその習得法を紹介していく。 現状:安定したトップスピンが打てる まず最初は、フォアのハードヒットがテーマになるが、ここで資質として大事になるのは、まず安定したトップスピンが打てるということだ。現時点では守備的なテニスでも良いが、当てるだけのスウィングではなく、トップスピンをかけてある程度振り切れている(安定した面で振り抜けている)人が有望だ。この場合、頻繁にコースを変えて左右に振り回すよりも、相手の弱いサイドを徹底して攻めたほうが、自分自身のミスを減らすという意味でも有効だ。オープンコートを攻めるのは相手の返球が甘くなってからで良い。 | ||
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プロセス:まずは試合でも振り切れるようにする そうした現状から、ハードヒットできるようになっていくためには、まずトップスピンが多くても良いので、試合でもしっかりと振り切って打てるようになることが大切だ。プレッシャーがかかる中でも、思いきって振り抜くテニスができるようになれば、かなり目標に近づいたと言える。そのとき、安全性を確保するためにトップスピンを多くするのはOKであり、スピン量を減らすことよりも、スウィング・スピードを上げた中で、面のブレや打点のズレ、姿勢の乱れなどが出ないようにすることを重視したほうが良い。 そして、振り切っても狙った所に打てるという自信がついてきたら、その段階で(ミスが増えない範囲で)少しずつ回転量を減らしていけば、安定性を保ったままでボールのスピードを増していくことができるわけだ。 また、中には初めから速いボールを打つセンスを持っている人もいるが、ミスするときのブレ幅が大きい(大きく外れるミスが多い)場合は、まずそれを直して、面の安定性を高めなければいけない。そして、できるだけ小さなテイクバックから強く打てるようになることを目指していこう。(次ページに続く) |
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フォアハンド編一覧 Vol. 7トッププロの最新技術 ここを盗め! フォアハンド編 下巻 Vol. 6トッププロの最新技術 ここを盗め! フォアハンド編 上巻 Vol. 5【自分だけの武器を作ろう!】 フォアハンド編 Vol. 4【上級者への道】 フォアハンド編 下巻 Vol. 3【上級者への道】 フォアハンド編 上巻 Vol. 2最新型フォアハンドの8つのキーポイント 下巻 Vol. 1最新型フォアハンドの8つのキーポイント 上巻 |
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