テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は14日、男子14歳以下シングルス決勝が行われ、川口孝大がJ・リー(アメリカ)を6-2, 6-2のストレートで下し、同種目で日本人初となる優勝を飾った。
>>ジョコビッチvsアルカラス 決勝戦 1ポイント速報<<>>ジョコビッチ、アルカラスらウィンブルドン組合せ<<14歳の川口は2022年のユニクロ 全日本ジュニアテニス選手権12歳以下の部で単複優勝。昨年は同大会の14歳以下の部でシングルス準優勝、ダブルスで優勝を飾った日本期待のジュニア選手だ。
ウィンブルドンの14歳以下の部は2022年からスタート。同種目では16名の選手が4名ずつ4つのグループに別れラウンドロビン(総当たり戦)を戦い各グループ1位の選手が決勝トーナメントに進む。
川口は今大会、グループAを3戦全勝で突破。決勝トーナメントでは準決勝でS・パット(オランダ)を7-6 (10-8), 6-4のストレートで下し決勝進出を果たした。
迎えた決勝戦の第1セット、川口はサービスゲームで2度のブレークを許したものの、アンフォーストエラーを17本犯したリーに対し4度のブレークを果たし先行する。
第2セット、川口は第6ゲームでブレークポイントを握ると、最後はリターンで相手のミスを誘いブレークに成功。川口はさらに第8ゲームでもブレークを奪い、ラウンドロビンから全試合ストレート勝ちで完全優勝を飾った。
試合後の表彰式で川口は「まずは今大会の関係者の皆様ありがとうございました。ずっと付き添いをしてくれたコーチや応援してくれた方々、本当にありがとうございました。なかなか経験することができないウィンブルドンでこうやって優勝できたのはとても嬉しいです。ありがとうございました」と感謝と喜びを口にした。
なお、同種目で日本勢がタイトルを獲得するのは初となる。
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