テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は27日、男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク70位の
西岡良仁は第21シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)に2-6, 4-6, 4-6のストレートで敗れ、2年連続5度目の初戦突破とはならなかった。試合後の会見では「最初から最後までプレッシャーは僕の方にかかってました」と振り返った。
>>錦織 圭vsシェルトン 1ポイント速報<<>>錦織、ジョコビッチら全仏OP組合せ<<西岡は今季、2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)で16強入りしたもののツアー大会でマッチ7勝8敗。前週のオープン・パルク(フランス/リヨン、クレー、ATP250)では初戦突破を果たすも2回戦を前に体調不良のため棄権している。
昨年は第27シードとして出場し大会初の16強入りを果たした西岡。この試合の第1セットではオジェ アリアシムの安定したプレーに苦しみ先に2度のブレークを許す。リターンゲームではブレークチャンスを掴めず、先行される。
続く第2セット、第7ゲームでは3度のブレークポイントを凌いだ西岡だが第9ゲーム、鋭いショットを決めるオジェ アリアシムに猛攻を許しブレークを奪われる。第10ゲーム途中で雨天により中断となるも再開後もブレークチャンスを握ることができず、最後はサービスエースを決められ、セットカウント0-2と後がなくなる。
第3セット、崖っぷちに立たされた西岡だが第1ゲームでブレークを許す厳しい展開に。その後も安定したサービスゲームを展開するオジェ アリアシムに対しブレークポイントを握ることができず。第10ゲーム開始前に再び中断となるも再開後もブレークを返せず、2時間13分で力尽きた。
試合後の会見で西岡は「最初から最後までプレッシャーは僕の方にかかってました。彼(オジェアリアシム)のサービスゲームがどうしても崩せないというところで、僕のサービスにプレッシャーがかかるというのと、セカンドサービスになったときにバックハンドに強打されて、それがどうしても届かないというのがありました」とコメント。
続けて「物理的に強く返すのが難しいので、そこを狙われ続けるのが分かりながらのサービスゲームでした。それで耐えれない瞬間がくるというのが今日の流れだったかなと思います」と語った。
勝利したオジェ アリアシムは2回戦で予選から出場している世界ランク221位のH・スクワイア(ドイツ)と対戦する。スクワイアは1回戦で同94位の
M・パーセル(オーストラリア)をフルセットで下しての勝ち上がり。
同日には第20シードの
S・バエス(アルゼンチン)、第23シードの
F・セルンドロ(アルゼンチン)、第25シードの
F・ティアフォー(アメリカ)らが初戦を突破した。
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