男子テニスのバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)は21日にシングルス決勝が行われ、第3シードの
C・ルード(ノルウェー)が第5シードの
S・チチパス(ギリシャ)を7-5, 6-3のストレートで下し、ツアー11度目の優勝を飾るとともに、自身初となる悲願の「ATP500」のタイトルを獲得した。
>>【動画】ルード 雪辱果たし悲願の優勝!<<>>ルード、チチパスらバルセロナOP組合せ<<世界ランク6位のルードは前週のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)で決勝に進出。決勝でチチパスに敗れたものの、準優勝を飾った。
今大会は初戦の2回戦で同110位の
A・ミュレール(フランス)、3回戦で第14シードの
J・トンプソン(オーストラリア)、準々決勝で同40位の
M・アルナルディ(イタリア)、準決勝で第13シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)をいずれもストレートで下し2週連続で決勝に進出した。
決勝の相手は前週も対戦したチチパス。ルードはリベンジを期し決勝に臨んだ。
迎えた決勝戦、ルードはファーストサービス時に78パーセントの確率でポイントを獲得しチチパスのブレークを1度に抑えると、自身はリターンゲームで3度のブレークに成功。1時間29分で前週の雪辱を果たし優勝を決めた。
ルードはこれがツアー11度目のタイトル獲得となるも、過去10度の優勝はいずれも「ATP250」の大会。「ATP250」以上の大会の決勝では過去7戦全敗だったため、今大会で悲願の上位グレード大会の制覇を成し遂げた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはルードのコメントが掲載されている。
「正直、待った甲斐があったよ。僕が負けた決勝戦の多くはタフで、もちろん少し残念だった」
「決勝に進出するときはいつでも良い週だったわけだから自分を責めすぎることはない。でも本当に長い間この瞬間を待っていたよ」
一方、敗れたチチパスは2週連続優勝とはならず、同大会4度目の準優勝となった。
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