男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は10日にシングルス3回戦が行われ、昨年王者で第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が第31シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)に6-2, 6-3のストレートで快勝し、3年連続3度目のベスト16進出を果たした。試合後アルカラスは「ほぼ完璧な試合だったと思う」と語った。
>>【動画】アルカラスの時速165キロ強烈フォアハンド!<<>>ジョコビッチ、アルカラスらBNPパリバOP組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNPパリバOP組合せ<<20歳で世界ランク2位のアルカラスが同大会に出場するのは4年連続4度目。2022年はベスト4に進出し、昨年は優勝を飾った。
2連覇がかかる今大会だが、2月のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)1回戦でアルカラスは転倒した際、右足首を捻挫し負傷。その後10日間ほど休養を取りエキシビションマッチに参加後、今大会を迎え初戦となった2回戦で同40位の
M・アルナルディ(イタリア)を下し3回戦に駒を進めた。
この日の3回戦、アルカラスは第1セットで時速約165キロのフォアハンドを決めるなどストロークが冴えわたり主導権を握る。サービス時には75パーセントの確率でポイントを獲得しオジェ アリアシムにブレークを与えず、リターンゲームでは相手のファーストサービス時に半数近い46パーセントの確率でポイントを獲得。4度のブレークを奪い、1時間17分で快勝した。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはアルカラスのコメントが掲載されている。
「ほぼすべてのリターンを入れて、ポイントをプレーした。ベースラインからのプレーは彼(オジェ アリアシム)よりも僕の方が良かったと感じたし、いいポイントをいくつか決めることができて、うまくいったと思う。ミスも少なく、アグレッシブにプレーできた。ほぼ完璧な試合だったと思うよ」
勝利したアルカラスは4回戦で同58位の
F・マロジャン(ハンガリー)と対戦する。マロジャンは3回戦で予選勝者で同65位の
T・セイボスワイルド(ブラジル)を下しての勝ち上がり。
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