男子テニスのモビスター・チリ・オープン(チリ/サンティアゴ、レッドクレー、ATP250)は2日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの
A・タビロ(チリ)が予選から出場した世界ランク140位の
C・ムーテ(フランス)を4-6,6-4,7-5の逆転で破り、決勝進出を果たした。
>>デミノーが優勝 アカプルコ組合せ<<今年1月のASBクラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、ATP250)でキャリア初優勝を飾っている26歳で世界ランク51位のタビロ。今大会は初戦の2回戦で同111位の
T・バリオス=ベラ(チリ)、準々決勝で同80位の
L・ダルデリ(イタリア)を下し4強入りした。
この試合、タビロは第1セットを落としたものの、第2セットでは2度のブレークを奪いセットカウント1-1に追いつく。ファイナルセットでは1度ずつブレークを取り合い終盤に突入するも、6-5で迎えた第12ゲームで3度目のマッチポイントを決め切り勝利。2時間32分の激闘の末にタイトルに王手をかけた。
男子プロテニス協会のATP公式サイトにはタビロのコメントが掲載されている。
「彼(ムーテ)はとても才能のある選手で、いろいろなプレーを見せてくれるだろうと思っていた。あのような選手と対戦するのは、いつもタフなことだけど、今日は観客に助けられたよ」
タビロは決勝で第2シードの
S・バエス(アルゼンチン)と対戦する。23歳のバエスは準決勝で世界ランク101位の
P・マルティネス(スペイン)をストレートで下しての勝ち上がり。バエスは前週のリオ・オープン(ブラジル/リオデジャネイロ、レッドクレー、ATP500)で優勝を飾っており、ツアー2週連続制覇まであと1勝に迫った。
また、タビロは同日行われたダブルス決勝にも登場し、バリオス=ベラとのペアでO・ルス(ブラジル)/ M・ソト(チリ)組を6-2,6-4で撃破。明日のシングルス決勝はツアー単複2冠をかけて戦うことになる。
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