女子テニスで世界ランク29位の
D・ヤストレンスカ(ウクライナ)は日本時間8日に自身のSNSを更新し、戦時下の母国で恐怖の夜を過ごしたと明かした。
>>【動画】戦争中のウクライナからヤストレンスカが投稿した緊迫の動画<<23歳のヤストレンスカは先月行われた全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に予選から出場すると3試合を勝ち抜き本戦入り。本戦では第7シードの
M・ボンドロウソワ(チェコ)や第18シードの
V・アザレンカらを下し予選勝者として1978年以来46年ぶりに4強入りする快挙を達成した。
そのヤストレンスカは前週のアッパー・オーストリア・レディース・リンツ(オーストリア/リンツ、室内ハード、WTA500)で2回戦敗退後、ウクライナに帰国。
8日には自身のインスタグラムのストーリーズ(24時間で消える投稿)を更新し、犬を連れて駐車場で恐怖の夜を過ごす緊迫の動画とともに現状を報告した。
「今日は私にとって最も怖い夜だ。今までで一番近くでロケット弾の音が聞こえた。私たちはまだ駐車場にいる…」
「みんな、もし君たちを人間と呼べるのなら、こんな最低な行為はやめてくれないか」
なお、ヤストレンスカは翌日カフェを訪れた投稿をしており、無事が確認されている。
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