テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は20日、男子シングルス3回戦が行われ、第9シードの
H・フルカチュ(ポーランド)が第21シードの
U・アンベール(フランス)を3-6, 6-1, 7-6 (7-4), 6-3の逆転で破り、2年連続2度目のベスト16進出を果たした。この試合の第2セット、フルカチュは股抜きショットの返球でポイントを獲得し会場を沸かせている。
>>【動画】股抜きショット炸裂、フルカチュが観客を沸かす<<>>ジョコビッチ、アルカラスら全豪オープン組合せ<<26歳で世界ランク9位のフルカチュが全豪オープンに出場するのは6年連続6度目であり、最高成績は昨年の16強入り。今大会では1回戦で予選を勝ち上がった世界ランク343位のO・ジャシカ(オーストラリア)、2回戦で同じく予選勝者で同142位の
J・メンシーク(チェコ)を下し3回戦進出を決めた。
世界ランク20位のアンベールと対戦したこの日、序盤から互いにサービスキープが続くも第6ゲームでブレークを許したフルカチュ。1度もブレークバックのチャンスを掴めず第1セットを先取される。
それでも第2セット、フルカチュは10本のウイナーを決めファーストサービスが入ったときに86パーセントの高い確率でポイントを獲得。開始から5ゲームを連取し1セットオールに追いつく。このセット、フルカチュはアンベールのリターンを股抜きショットで返球しポイントを獲得している。
続く第3セット、フルカチュは第5ゲームでブレークに成功。第10ゲームでサービング・フォー・ザ・セットを迎えるもここでブレークを許しタイブレークに突入。開始から6ポイントを連取したフルカチュはアンベールに反撃を許し4ポイントを連取されるも5度目のセットポイントをものにしセットカウント2-1と逆転する。
そして第4セット、第3ゲームで3度のブレークポイントを凌いだフルカチュは直後の第4ゲームでブレークに成功。その後、アンベールにブレークバックのチャンスを2度握られるも凌ぎ、2時間47分で勝利した。
勝利したフルカチュは4回戦、ワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク122位の
A・カゾー(フランス)と対戦する。カゾーは3回戦で第28シードの
T・フリークスポール(オランダ)を6-3, 6-3, 6-1のストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第2シードの
C・アルカラス(スペイン)と世界ランク60位の
M・キツマノビッチ(セルビア)が16強に駒を進めた。
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