女子テニスのブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、WTA500)は3日、シングルス2回戦が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)で出場している元世界ランク1位の
大坂なおみは同じく元世界ランク1位で第16シードの
Ka・プリスコバ(チェコ)に6-3, 6-7 (4-7), 4-6の逆転で敗れ、約1年3ヵ月ぶりの復帰大会でベスト16進出とはならなかった。試合後の会見では1日に起きた令和6年能登半島地震について語った。
>>ナダルらブリスベン国際の組合せ<<>>ナダルvsクブラー 1ポイント速報<<昨年7月に第一子となる長女シャイちゃんを出産した26歳の大坂にとって、今大会は2022年9月の東レ パン パシフィック オープンテニス(日本/東京、ハード、WTA500)以来 約1年3ヵ月ぶりのツアー復帰大会。1日に行われた1回戦では世界ランク84位の
T・コルパッチ(ドイツ)をストレートで破ったが、2回戦ではプリスコバに逆転で屈した。
敗戦後の記者会見に臨んだ大坂は1日に起きた令和6年能登半島地震に言及した。
「私にとっても本当に悲惨なこと。昨晩まで知らなかったの。今はニュースから少し切り離したところにいるから。ウィム(コーチ)が教えてくれたはず。本当に大変なことが起きたと思う。日本では地震がよく起こるような気がする。私は日本に行ったこともあるし、地震も感じたことがある。私がそのときしたことはおじいちゃんやその場にいる人の様子を見て、みんなが無事であることを確認することだった。でも、状況はまだ続いていると思うから、みんなが無事であることを願っている」
大坂は今後、14日に開幕する全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場するため調整を続ける。
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