男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は26日、シングルス2回戦が行われ、第2シードの
C・ルード(ノルウェー)はワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク96位の
D・ストリッカー(スイス)に4-6, 6-3, 6-7 (1-7)のフルセットで、第3シードの
T・フリッツ(アメリカ)は予選を勝ち上がった同83位の
A・シェフチェンコに7-6 (9-7), 6-7 (6-8), 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、ベスト8進出を逃す波乱が起きた。
>>【動画】21歳ストリッカー 母国でルード下し8強へ<<>>ダニエル 太郎vs清水 悠太 1ポイント速報<<前週の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)では第1シード、第2シードとして出場していたフリッツとルード。フリッツは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した
望月慎太郎に、ルードは予選を勝ち上がった
M・ギロン(アメリカ)に敗れ、8強を逃していた。
そし今回、ルードは2回戦で21歳のストリッカーと対戦。この試合、5度のダブルフォルト、14本のアンフォーストエラーを犯したルードに対し、ストリッカーはホームの声援を受け53本のウイナーを記録。ファイナルセット、タイブレークまでもつれ込む接戦となるとルードは1ポイントしか取れず、最後はストリッカーの強烈なフォアハンドが決まり、2時間25分で敗れた。
一方、22歳のシェフチェンコと対戦したフリッツは試合全体を通して15度のブレークチャンスを掴んだものの1度も活かすことができず。自身のサービスゲームでは安定したプレーを見せブレークを与えず。全セット、タイブレークでの決着となるとファイナルセット、ミニブレークを許さない均衡した展開となるもフリッツは5-6とマッチポイントを握られた場面でボールが大きくアウト。1度のミニブレークを許し2時間53分で力尽きた。
勝利したストリッカーは世界ランク28位の
U・アンベール(フランス)と、シェフチェンコはワイルドカードで出場する第6シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と準々決勝で顔を合わせる。
同日には第1シードの
H・ルーネ(デンマーク)と世界ランク25位の
T・フリークスポール(オランダ)が8強に駒を進めた。
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