男子テニスのスイス・インドア・バーゼル(スイス/バーゼル、室内ハード、ATP500)は25日にシングルス1回戦が行われ、第2シードの
C・ルード(ノルウェー)が世界ランク30位の
A・ブブリク(カザフスタン)を7-6 (7-5), 6-2のストレートで破り、同大会初の初戦突破を果たした。この試合の第2セットの最初のポイントでルードはスーパーショットを披露し会場を沸かせた。
>>【動画】ルードの股抜きスーパーショット!<<24歳で同8位のルードが同大会の本戦に出場するのは2年連続2度目。昨年は1回戦で
S・ワウリンカ(スイス)に敗れた。
前週のヨーロピアン・オープン(ベルギー/アントワープ、室内ハード、ATP250)でキャリア3度目のツアー優勝を達成したブブリクとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、両者1度ずつブレークを奪い合うとタイブレークに突入。タイブレークではルードが2度のミニブレークを果たし先行する。
続く第2セット、1ポイント目でルードはブブリクにネットから後方に走らされると、このボールを股抜きショットで返球。これが前に詰めていたブブリクの頭の上を抜くスーパーショットとなり会場は大いに盛り上がった。股抜きショットなどのトリックプレーを多くみせるブブリクはお株を奪われた形となり、お手上げだと言わんばかりに手をあげルードを称えた。
試合はその後、第3ゲームから6ゲームを連取したルードがストレート勝ちし、初戦突破を決めた。
勝利したルードは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している同96位の
D・ストリッカー(スイス)と対戦する。ストリッカーは1回戦で予選勝者で同163位のD・ハッサン(レバノン)を下しての勝ち上がり。
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