男子テニスのアスタナ・オープン(カザフスタン/アスタナ、ハード、ATP250)は27日、シングルス予選決勝が行われ、予選第6シードの
島袋将が予選第4シードの
ダニエル太郎を6-3, 6-7 (7-9), 7-6 (8-6)のフルセットで破り、今季2度目のツアー大会本戦出場を果たした。
>>シフィオンテクvs本玉 1ポイント速報<<>>西岡、アルカラスらチャイナOP組合せ<<今大会、世界ランク95位のダニエルは26日に行われた予選1回戦で同257位のS・ナポリターノ(イタリア)に7-5, 7-6 (7-5)のストレートで勝利し予選決勝進出。
一方、世界ランク148位の島袋はワイルドカード(主催者推薦)で出場した同443位のS・プルツェラゼ(ジョージア)を6-0, 2-6, 6-2のフルセットで破り本戦入りに王手をかけた。
初の顔合わせとなったこの日の第1セット、第1・第5ゲームで1度ずつブレークポイントを凌いだ島袋。リターンゲームでは第8ゲームで掴んだ1度のブレークチャンスをものにし先行する。
続く第2セット、島袋は第1ゲームでいきなりブレークに成功。第2ゲームで3度、第6ゲームで1度のブレークポイントを凌ぐと第7ゲームで2度目のブレークを奪う。しかし、サービング・フォー・ザ・マッチとなった第8ゲームでダニエルにブレークバックを許すと4ゲームを連取されタイブレークに突入。3度目のセットポイントをものにされ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、島袋は第2ゲームでブレークに成功するも第5ゲームでブレークバックを許す。その後は互いにサービスキープを続け再びタイブレークにもつれ込む。2-4とポイント先行を許した島袋だったがダニエルのマッチポイントを1度凌ぐと自身は1度目をものにし、3時間33分に及ぶ死闘を制した。
島袋が本戦出場を果たすのは今季2度目。7月のムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)では予選2試合を勝ち抜き今季初の本戦入りを果たすと1回戦で
L・ハリス(南アフリカ)を下しツアー今季初白星を飾っていた。
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