男子国別対抗戦 デビスカップファイナルズのグループステージは15日に大会4日目を迎えヨーロッパの4都市で試合が行われた。イギリスのマンチェスターではイギリスvsスイスの一戦が行われ、世界ランク41位の
A・マレー(イギリス)が第1試合に登場。同152位の
L・リーディ(スイス)を6-7 (7-9), 6-4, 6-4の逆転で破り、イギリスの2勝1敗の勝利に貢献した。試合後には同日に自身の祖母の葬儀があったことを明かし、参列できなかったものの勝利を祖母に捧げると語った。
16ヵ国が出場するグループステージでは4ヵ国ずつ4グループに分かれ対戦。グループの中で上位の成績をおさめた2ヵ国が11月21日に開幕するファイナル8のノックアウトステージに進出できる。
試合はすべて室内のハードコートで行われ、シングルス2試合とダブルス1試合で勝敗をつける。
1試合目、36歳のマレーは21歳のリーディに第1セットを奪われたものの、第2・ファイナルセットでは計4度のブレークに成功し逆転。3時間12分の熱戦の末に先勝した。
試合後のオンコートインタビューでマレーは「彼(リーディ)のショットはとんでもなかったよ。すごいリターンだった。僕は戦い続け、集中を切らさず、逆転することができたよ」とコメント。続けて祖母について語った。
「おばあちゃん、この勝利はあなたのためだ」
1勝0敗としたイギリスは勝利を決めるため第2戦に世界ランク17位の
C・ノリー(イギリス)を投入したが、同40位の
S・ワウリンカ(スイス)に5-7, 4-6で敗戦。しかし最終試合のダブルスで
D・エヴァンス(イギリス)/
N・スクプスキ(イギリス)(イギリス)組がワウリンカ/
D・ストリッカー(スイス)組を破り、2勝1敗で勝利した。
イギリスは13日に行われた第1戦でオーストラリアを2勝1敗で下しているため、グループステージ2連勝となった。今後は17日にフランスとの最終戦が控えている。
【イギリスvsスイスの結果】
マレー 6-7 (7-9), 6-4, 6-4 リーディ
ノリー 5-7, 4-6 ワウリンカ
エヴァンス/ スクプスキ 6-3, 6-3 ワウリンカ/ストリッカー
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