テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は3日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードで昨年女王の
I・シフィオンテク(ポーランド)は第20シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)に6-3, 3-6, 1-6の逆転で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。
>>アルカラス、ジョコビッチら全米OP組合せ<<22歳のシフィオンテクは昨年の全米オープンで優勝を飾り同大会初制覇を成し遂げるとともに四大大会3勝目を達成。今年は6月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)で優勝を飾って大会連覇し四大大会4勝目をあげた。
今大会は1回戦から3回戦まですべてストレート勝ちで勝ち上がってくる好調さを見せており、4回戦の第1セットでは過去0勝3敗と勝ち星のないオスタペンコに対し2度のブレークに成功し先行する。
しかし第2セットではオスタペンコの強打に苦しみだしミスが増えると、2度のブレークを許しセットカウント1-1に追いつかれる。ファイナルセットでは第1ゲームでブレークを許すと、5ゲームを連取され崖っぷちに。第6ゲームでサービング・フォー・ザ・マッチとなったオスタペンコのサーブをブレークしたが、直後の第7ゲームをラブゲームでブレークされ力尽きた。試合時間は1時間47分。
シフィオンテクはキャリアにおいて同じ選手に4敗していなかったが、対オスタペンコはこれで0勝4敗。世界1位にとって天敵という存在となった。
勝利したオスタペンコは準々決勝で第6シードの
C・ガウフ(アメリカ)と対戦する。ガウフは4回戦で元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)をフルセットで下しての勝ち上がり。
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