テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は1日に女子シングルス3回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が予選勝者で世界ランク145位の
K・ユヴァン(スロベニア)に6-0, 6-1のストレートで完勝し、3年連続3度目のベスト16進出を果たした。試合後のインタビューでシフィオンテクはユヴァンが親友であることや、男子テニスで元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)と話したことを明かした。
>>【動画】シフィオンテクとユヴァンが熱い抱擁を交わしたシーン<<世界ランク1位のシフィオンテクは昨年の同大会決勝で当時世界ランク5位の
O・ジャバー(チュニジア)をストレートで下し優勝を飾っている。
連覇を狙う今大会、1回戦では世界ランク86位の
R・ピーターソン(スウェーデン)、2回戦では同322位の
D・サビル(オーストラリア)をいずれもストレートで下し3回戦に駒を進めた。
この試合、シフィオンテクはファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得しユヴァンに一度もブレークポイントを与えず、自身はリターンゲームで5度のブレークに成功。ウィナー21本に対しアンフォーストエラー5本という圧巻のプレーをみせ、わずか49分で完勝しベスト16進出を果たした。
試合後に大きなハグを交わした両者。オンコートインタビューでシフィオンテクはユヴァンが親友であると口にした。
「私は親友に勝っているという事実が好きではなかった。集中してこのことを考えないようにしなければならないと思った。彼女との対戦は姉妹と対戦するようなもの。私は友達が少ないけれど、彼女は親友なの」
また、昨年4月から世界ランク1位の座に就き続けているシフィオンテクは、世界1位の地位に慣れる方法について男子テニスで元世界ランク1位のフェデラーと話したと明かした。
「正直なところ、どうすればもっと喜びを見出せるかを学ばなければいけない。先週ロジャー(フェデラー)とこのことについて話したの。このことに取り組む最善の方法は、本当にこれを受け入れて自分の結果に誇りを持つことね」
圧倒的な強さを見せているシフィオンテクは4回戦で第20シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と世界ランク73位の
B・ペラ(アメリカ)の勝者と対戦する。
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