28日に開幕するテニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は26日、男子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク159位の
島袋将が予選第10シードの
L・ブロディ(イギリス)を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、大会初の本戦出場を決めた。
>>錦織 全米OP1回戦 1ポイント速報<<>>錦織、西岡、綿貫、ダニエル、島袋ら全米OP組合せ<<26歳の島袋は7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で予選3試合を勝ち抜き、四大大会で初の本戦入り。1回戦で
G・ディミトロフ(ブルガリア)に屈したものの着実にステップアップを果たしてきた。
今大会も島袋は予選1回戦で第21シードのJ・チョインスキ(イギリス)を6-3, 6-3、2回戦では世界ランク205位のG・オンクリン(ベルギー)を6-4, 7-6 (7-0)のストレートで下し予選決勝へ。
本戦入りがかかったこの試合、島袋は4本のサービスエースを決めるなどブロディに1度もブレークを許すことなく第1セットを先取。第2セットは4度のブレークチャンスをいかせずセットカウント1-1に追いつかれるも、ファイナルセットでは第4ゲームで奪ったブレークを守り切り、2時間10分で熱戦を制した。
全米オープン本戦入りを決めた島袋は本戦1回戦で同じく予選から出場している世界ランク98位の
H・ガストン(フランス)と対戦する。この試合の勝者は2回戦で第32シードの
L・ジェレ(セルビア)と世界ランク72位の
B・ナカシマ(アメリカ)のどちらかと顔を合わせる。
また、日本勢では同じく予選を突破した世界ランク95位の
ダニエル太郎、同43位の
西岡良仁、同88位の
綿貫陽介、プロテクトランキング(負傷などによる長期離脱選手の救済措置)を利用して出場する同353位の
錦織圭の4名が出場を予定している。
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