男子プロテニス協会のATP公式サイトは7日、ナショナル・バンク・オープン(カナダ/トロント、ハード、ATP1000)に第2シードとして出場する世界ランク3位の
D・メドベージェフのコメントを掲載。得意とする北米のハードコートシーズンへの期待やタイトル獲得への思いが語られている。
>>西岡、ダニエルらナショナルバンクOP組合せ<<27歳のメドベージェフは今季、マイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)やBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)など5つのタイトルを獲得。今大会はベスト4進出を果たしたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)以来となるツアーとなる。
メドベージェフとってハードコートは、18個ものトロフィーを掲げている最も得意とするサーフェス。大会前の記者会見に登場すると、ハードコートへの期待感を口にした。
「これらのトーナメントでプレーするのは大好きだし、何度もいいプレーをしてきた。逆に言えば、ここでいいプレーをしたいと思っているから、ちょっとしたプレッシャーでもあるんだ。今までのキャリアで何度も経験してきたことだけど、これからも何度もあることだと思う。だから、それに対処しなければならないんだ」
2021年の同大会で優勝を飾っているメドベージェフはトロントとの相性についても好意的な印象を語った。
「素晴らしい気分だ。この大会が大好き。5年前だって、ズベレフには負けたけど予選を通過してフェリックス(オジェアリアシム)に勝ったんだ。クレイジーな試合だったし、トロントではとてもいい思い出だよ。実は、街に滞在するのは初めてなんだ。これまで2回来たときは、もっと山の方に泊まっていた。トロントでプレーし、トロントで優勝したけど、トロントという街がどんなところか知らなかったんだ。でも、今は街を含めて好きだよ。ここでの時間を楽しんでいるし、もちろん最初の試合の準備もしているんだ」
今大会、初戦となる2回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で出場する世界ランク165位の
V・ポスピシル(カナダ)と予選から出場している同66位の
M・アルナルディ(イタリア)のどちらかと対戦する。
最後にメドベージェフは「僕はここでいいプレーができると確信している。でも、そのためにはいいテニスをする準備をする必要があるんだ」とコメントした。
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