男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は6日、シングルス決勝が行われ、第9シードで世界ランク30位の
D・エヴァンス(イギリス)が第12シードで同37位の
T・フリークスポール(オランダ)を7-5, 6-3のストレートで破り、2021年2月のメルボルン2(オーストラリア/メルボルン、ハード、ATP250)以来 約2年6カ月ぶり2度目のツアー優勝を飾った。
>>【動画】33歳エヴァンスが2年半ぶり優勝、笑顔でガッツポーズ<<>>西岡、アルカラスらナショナル・バンクOP組合せ<<前週のアトランタ・オープン(アメリカ/アトランタ、ハード、ATP250)では初戦敗退を喫していた33歳のエヴァンス。今大会では初戦となる2回戦で世界ランク59位の
G・バレール(フランス)、3回戦で同93位の
A・シェフチェンコ(カザフスタン)、準々決勝で第2シードの
F・ティアフォー(アメリカ)、準決勝で第5シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)を下し決勝進出を決めた。
決勝戦の第1セット、第4ゲームでブレークポイントを活かせなかったエヴァンス。第10ゲームでもブレークポイントを握るもものにできず。それでも第12ゲームでブレークに成功し、先行する。
続く第2セット、互いにサービスキープしゲームカウント2-2となると雷雨により一時中断。1時間半以上の中断を経て再開されると再びサービスキープが続く。それでもエヴァンスは終盤となる第8ゲームでブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第9ゲームでは4度のブレークポイントを凌ぎ、1時間41分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにエヴァンスのコメントを掲載し「あまりいいプレーができていなかったし、自分のプレーに満足していない。でも、これまでやってきたことをやり遂げ、粘り強く戦えたのは素晴らしい。最後の試合は、僕の1週間を要約したようなものだった。すべてのサポートに本当に感謝している」と語った。
一方、敗れたフリークスポールは今季1月のタタ・オープン・マハーラーシュトラ(インド/プネ、ハード、ATP250)と6月のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、ATP250)に続くキャリア3勝目とはならなかった。
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