女子テニスで世界ランク4位の
J・ペグラ(アメリカ)は15日に自身のSNSを更新。11日に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)女子シングルス準々決勝でのちに大会を制覇する世界ランク42位の
M・ボンドロウソワ(チェコ)に4-6, 6-2, 4-6のフルセットで敗れた試合について報じた海外メディアの記事を痛烈に批判した。
>>アルカラスvsジョコビッチ 1ポイント速報<<29歳のペグラはキャリアハイで世界ランク3位を記録し、シングルスのツアータイトルを2度掲げているものの、グランドスラムでは4大会すべてでベスト8が最高成績となっている。
ペグラの両親は資産家で、父親のテリー・ペグラ氏はフォーブス社が発表している長者番付によると9,000億円を超える資産を保有している。このことからペグラは世界一裕福なテニス選手と呼ばれることが多い。
今回ペグラはツイッターで、海外メディアの「ザ タイムズ」が掲載した記事に反応した。
記事の見出しは「準々決勝6戦6敗:ジェシカ・ペグラに必要なのは一族の数十億円では買えないダイナミックさ」となっており、記事では家族の莫大な資産を考えるとペグラのグランドスラムタイトルを獲得することへの意欲について疑問を呈している。
ペグラはこの記事に対し、ツイッターで「私が買わないのはこのゴミ(絵文字)記事だけだ」と痛烈に批判した。
なおペグラはウィンブルドンの4回戦勝利後の会見で、資産と優勝への意欲について語っている。
「多くの人が世界一裕福なテニス選手と私を呼ぶわね。でも私にはそんなにお金はないわよ。たぶん父か両親のせいね。なぜそれが問題になるのか分からない」
「でも私の家族がアメリカで有名なことは理解しているわ」
「そういうものなんだと思う。別に気にはならない。そう言われなければいいんだけど。でも、本当に気にするかと言われると、そうでもないわ。それが現実だからね」
「でもどれだけお金を持っているかは関係ないと思う。ウィンブルドンで優勝できたら最高ね。優勝したらお金もたくさん手に入るんだから(笑顔)」
「ウィンブルドンチャンピオンの称号と交換できるならその方がいいと思うわ」
もし本当にペグラに意欲がなければ、世界ランク4位という現在の地位まで登りつめることはなかっただろう。
※タイトル表記を修正いたしました。
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