テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日に女子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
I・シフィオンテク(ポーランド)が世界ランク34位の
ヂュー・リン(中国)を6-1, 6-3のストレートで下し、3年連続3度目の初戦突破を果たした。試合後の記者会見でシフィオンテクはドローを見ていないことを明かした。
>>ジョコビッチ、西岡、ダニエルらウィンブルドン組合せ<<22歳で世界ランク1位のシフィオンテクがウィンブルドンに出場するのは4回目。最高成績は2021年のベスト16となっている。
1回戦の第1セット、シフィオンテクは試合開始から一気に5ゲームを連取し相手を突き放すと36分でこのセットを獲得する。
続く第2セット、シフィオンテクは1度のブレークを許すも、自身はそれを上回る3度のブレークに成功し1時間21分で初戦突破を決めた。
試合後の記者会見でシフィオンテクは「本当にしっかりしたパフォーマンスだったと思う。1回戦だったけれどリズムに乗って自分のプレーをすることができてよかった」と試合を振り返った。
また、他の強豪選手について意識しているか問われたシフィオンテクはドローを確認していないことを明かした。
「ドローとか他の何かを見ていないので、そういうことはあまり考えていない。正直、何が起こっているのか把握していない。自分の試合にただ集中している。それに最初にプレーしたから他の選手のスコアを確認する機会もなかったしね。 自分が最初にプレーすることが分かっていたから、それに集中していた」
自らの試合に集中し、女王は初のウィンブルドンのタイトルを狙っている。
勝利したシフィオンテクは2回戦で世界ランク64位の
M・トレヴィサン(イタリア)と同84位の
S・ソリベス=トルモ(スペイン)の勝者と対戦する。
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