女子テニスで元世界ランク1位の
C・ウォズニアッキ(デンマーク)が8月7日に開幕するナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)から現役に復帰する計画を明かした。女子テニス協会のWTA公式サイトが発表している。
32歳で2児の母であるウォズニアッキは、2020年の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)3回戦で
O・ジャバー(チュニジア)に敗れ現役を引退。当時は関節リウマチの悪化や、自身の家族との時間を優先することが引退理由とされていた。
ナショナル・バンク・オープンで復帰を予定しているウォズニアッキはその後、家族とともにニューヨークへ移住。そして2024年の全豪オープンに照準を合わせ数ヵ月間のトレーニングを積む計画を明かした。
「3年前、これまで目指してきたことほとんどすべてを達成した私は、プロツアーから退いた。私は家庭を持ちたかったし、休息が必要だった。その休息がいつまで続くのか見当もつかなかったわ。でも、昨年末のある日、気がついたら、コートで何度かセッションを組んでいたの。父がフロリダに訪ねてきたとき、アドバイスが必要だと気づいた。20分、30分と打った。ある時、父を見て『今までよりもいい感じで打てている気がする。私の気のせいかな?』って言ったの」
シングルスでのツアータイトルを30個、グランドスラムでは2018年に全豪オープンを制している元1位が休息を経て復活する。
■関連ニュース
・錦織復帰へ「ワクワク」・涙ウォズニアッキ 現役引退へ・錦織 主審から「おかえり」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング