テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は21日、女子テニスで43歳の世界ランク697位
V・ウィリアムズ(アメリカ)がワイルドカード(主催者推薦)で出場することを発表した。
>>【動画】43歳と思えぬヴィーナス 怒涛の攻撃<<元世界ランク1位のヴィーナスは今季、1月のASB クラシック(ニュージーランド/オークランド、ハード、WTA250)の1回戦でシングルスでは2021年7月のウィンブルドン以来、約1年6ヵ月ぶりの白星を飾った。
しかし、ワイルドカードで出場を予定していた1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は負傷により欠場。その後、約5ヵ月のツアー離脱を経て前週のリベマ・オープン(オランダ/スヘルトーヘンボス、芝、WTA250)で復帰した。
復帰戦となった同大会の1回戦では敗れたものの、現在行われているロスシー・クラシック(イギリス/バーミンガム、芝、WTA250)1回戦で世界ランク48位の
C・ジョルジ(イタリア)を相手に7-6 (7-5), 4-6, 7-6 (8-6)のフルセットで復帰後初勝利を掴んだ。
また、ヴィーナスが世界ランク50位以内の選手から白星を挙げるのは2019年のチャイナ・オープン(中国/北京、ハード、WTAプレミア・マンダトリー)以来 約3年9ヵ月ぶりとなった。
今回ウィンブルドンは、ヴィーナスのワイルドカードでの出場を発表。
過去5度ウィンブルドンを制覇しているヴィーナスが43歳でどこまで勝ち進めるか注目される。
なお、ヴィーナスは22日にロスシー・クラシックの2回戦で第2シードの
J・オスタペンコ(ラトビア)と対戦する。
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