国際テニス連盟のITFは１２日、車いすテニスの男子世界ランキングを更新。前週行われた全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）でグランドスラム初優勝を果たした１７歳の小田凱人が史上最年少での世界ランク１位となった。

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１０日に行われたシングルス決勝戦で第１シードのＡ・ヒューエット（イギリス）と対戦した小田。第１セットから主導権を握るとファーストサービスが入ったとき７８パーセントの確率でポイントを獲得。ヒューエットに１度もブレークチャンスを与えず、第２ゲームから５ゲームを連取し先行する。

続く第２セット、互いに２度ずつブレークを奪い合いゲームカウント4-4に。そして第９ゲーム、１度のブレークポイントを握った小田はバックハンドウイナーを決めブレークに成功。サービング・フォー・ザ・マッチとなった第１０ゲームをキープし、１時間２８分で勝利した。

この勝利により、世界ランク１位だったヒューエットを抜いて小田がＮＯ.１に。車いすテニス史上最年少での１位を記録したのは当時２０歳のヒューエットであったが、１７歳の小田が記録を大きく更新しトップに立つこととなった。

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