テニスの全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)は30日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク68位の
M・パーセル(オーストラリア)が同76位の
J・トンプソン(オーストラリア)を7-5, 1-6, 6-4, 6-4で破り、大会初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした。これにより第27シードの
西岡良仁は2回戦でパーセルと対戦することが決定した。
>>【画像】西岡良仁 全仏OP1回戦で大逆転勝ち、勝利後コートに倒れこむ<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁、ダニエル 太郎ら全仏OP組み合わせ<<25歳のパーセルは全仏オープン予選に過去2度出場。初出場の2020年は予選2回戦、2022年は予選1回戦で姿を消しており、今回が初の本戦出場となった。
今大会の1回戦、開始からサービスキープが続くと終盤となった第12ゲームでパーセルがブレークし第1セットを先取する。しかし、続く第2セット、ファーストサービスが入ったときのポイント獲得率が40パーセントに留まったパーセルは1ゲームしかキープできず、1セットオールとされる。
それでも第3セット、パーセルはファーストサービスが入ったときに88パーセントの高い確率でポイントを獲得。トンプソンに1度もブレークチャンスを与えず、自身は第5ゲームでブレークに成功し、セットカウント2-1と勝利に王手をかける。
第4セット、パーセルは第1ゲームでブレークに成功。自身のサービスゲームでは3度のブレークポイントを握られるも全て凌ぎ、2時間51分で勝利した。
勝利したパーセルは2回戦で第27シードの西岡と対戦する。西岡は1回戦で世界ランク50位の
J・J・ウルフ(アメリカ)を1-6, 3-6, 6-4, 6-3, 6-3の逆転で下しての勝ち上がり。
西岡とパーセルがツアー大会で対戦するのは今回が初。チャレンジャー大会では2度対戦しており1勝1敗となっている。直近では2018年の金泉・チャレンジャー(韓国/金泉、ハード、ATPチャレンジャー)準決勝で対戦しており、西岡が6-4, 6-0のストレート勝ちを収めている。
同日には第4シードの
C・ルード(ノルウェー)、第16シードの
T・ポール(アメリカ)、第22シードの
A・ズベレフ(ドイツ)らが2回戦に駒を進めている。
[PR]5/28(日)~6/11(日)全仏オープンテニス WOWOWで連日生放送!
WOWOWオンデマンドでは大会第1日~第3日を無料配信!■放送&配信スケジュールはこちら>
■関連ニュース
・西岡「逆転できるか不安だった」・西岡良仁、大逆転で全仏OP初戦突破・西岡良仁「シード大きい」■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング